個別訪問指導 SKC長野事務所

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長野事務所開設以前、「難関大学受験指導の専門塾」として試験的にダイレクトメールを出してみました。反応が良かったので本格的に長野県での高校生の指導をしようということで、平成元年塩尻市に「個別指導の塾」を開設したのです。生徒宅を訪問しての指導ですので東京からの移動手段は車、開設当時高速道路は長野道は豊科まで、長野まで開通したのは平成5年でした。上信越道も佐久まで開通したのが平成5年です。よって当初は、長野までは豊科から19号線で犀川を見ながら通いました。一方東信地域へは藤岡インターから碓井バイパスを越えて行きました。最初にダイレクトメールを出したのは野沢北高校、5〜6名入会しましたが、その中から1名が京都大学経済学部、そして筑波大学医学部に1名が現役合格し以後今日に至ります。

東京では中学受験で御三家と呼ばれる開成・麻布・武蔵の中学生高校生の指導をしたことがあります。その経験から東京の進学校との比較をしてみます。東大合格者36年連続1位の開成高校の強さの秘密を解説します。合格者が200名を超えた年もある20年前と比較すれば近年は減少しました。それでも今年は159名合格、現役合格者も100名を超えています。1学年の定員が400名ですので4人に1人は現役合格なのです。それにしてもどうして36年連続なのでしょうか?中学受験で募集定員が同じで難易度もほとんど変わらない麻布高校はどうして勝てないのか?理由は簡単です。男女御三家の6校のうち開成だけが高校受験で100人入学してくるからなのです。中学受験で敗れたこの100人が強いのです。麻布の今年の東大現役合格者は46名、開成も中学で入学の300人だけでは現役合格は50人程度でしょう。高校からの「高入組」が大きく貢献しているのです。開成に次ぎナンバー2の灘高も高校受験があります。この2校の受験では英語と国語で高1高2レベルの学力を要求されている、その準備ができている生徒が入学してくるのです。開成・灘の強さの秘密は高校入学組の圧倒的な「国語力・英語力」なのです。彼らは高校数学の先取りなどしていません。中高一貫校の関係者は教訓にしてほしい。

では開成高校ではどのような指導をしているのでしょうか。各教科教科書に沿って基本をしっかり教えています。勉強は量より質、学校の課題が少ないので、生徒たちは学校で学んだことをしっかり身につけ、各自それぞれに各教科専門の塾に通いレベルアップしています。学校は生徒が自由に「自分の勉強」ができように配慮してくれているのです。これが強さの第2の秘密です。全員一律の課題は無駄が多い、開成高校は分かっています、生徒が自由に学習できる時間を確保してくれているのです。ここが長野県の進学校との大きな違いなのです。県内でも毎年10数名が東大に現役で合格します。この生徒たちは何をどこまでやればよいのか分かっています。学校には頼っていません。中学時代からしっかりと準備をして高校入学時には開成高校を受験すれば受かる学力があるのです。この生徒たちにとっては学校の課題は煩わしい「迷惑なもの」なのです。

さて今回は長野高の2期制ついて考えてみます。父兄の話では30年前は3学期制だったと思うとのこと、試験も中間/期末・・・いつの頃からか2学期制になり試験が複雑?になっているのです。年間行事予定表を確認してみると4月から整理考査①一斉考査①定期考査①整理考査②定期考査②一斉考査②定期考査③整理考査②定期考査④どうしてこんなことに・・・考え方は推測できます。回数を増やし試験で生徒を引っ張っていこうということです。そのためには3期制の中間・期末では都合が悪い、2期制にして定期試験は前期後期に2回づつ4回、その間に名前を変え前期3回後期2回を追加し年間で9回ほとんど毎月です。どうしてこんなに回数が必要?それはたくさんの課題をやらせるためなのです。昨年度高1生の年間のサイドリーダー9冊、これが実態を示しています。自分の勉強をしたい生徒は本当に迷惑しています。サッカーの試合で例えれば、このチームの監督は全く守備は考えないでひたすら攻め続けろと常に言っている、よって点は取るのだが失点が多く上位にはいけない、そんなチームをイメージします。すべての課題が中途半端、理科社会では教科書の復習もおろそかになる、考え直す必要があります。1学期の復習を夏休み、2学期の復習を冬休み、3学期及び年間の復習を春休み、開成高校の生徒たちの生活パターンです。県内の進学校では深志高が3学期制です。試験は中間・期末、中間・期末と年6回、それに春休みと夏休み明けの復習テスト、とてもシンプルです。シンプル・イズ・ベスト、開成高校は年2回実力テストで外部模試なしです。一斉考査とは何のこと?またセンターチャレンジなど都会の進学校の関係者が聞いたら笑ってしまいます。「余計なお世話」ということでしょうか。また学習合宿をやっている学校もある、これらの積み重ねで夏休みが短くなる、そしてさらに夏季特編授業、『休日出勤』を求められるのです。開成高校は例年7月の20日前後から9月の第1週まで夏休み、補習は高入組が9月の第1週に受けるだけ、生徒は自分の勉強がしっかりできます。